| 研究テーマ:「遺伝的多型情報を基盤とした盲導犬育成率向上に関する研究」
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東京大学大学院 農学生命科学研究科獣医学専攻 博士課程 荒田 明香 |
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東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程の荒田明香さんは、慢性的な盲導犬不足への解決策を探るとして、盲導犬育成の効率を高めるために遺伝子レベルでの分析を進める目的で日本盲導犬協会との協力で今回の研究を進めました。麻布大学獣医学部太田光明教授は、「荒田さんは、盲導犬の適性のおける気質分析に行動実験による心拍数評価を用いた点が非常に画期的で評価できる」と、その研究を評価しました。
研究概要
いまだ盲導犬は絶対的不足の状態にある。盲導犬の不適格個体の主な原因は気質上の問題であると言われているが、本研究では、アンケート調査および行動実験の2種類の気質評価系を実施することで、盲導犬適性として“注意力散漫”の程度が低いことが重要であると分かり、行動実験における心拍数は“注意力散漫”と相関する傾向が示された。さらにアンケート調査を指標とした気質関連遺伝子の探索により、2つの遺伝子多型が気質と関連することが示唆された。今後は、客観的な尺度である心拍数を用いた気質評価系の確立により、盲導犬の早期合否予測や繁殖プログラムの構築に貢献することにより、盲導犬育成率向上に役立てることを目指した。
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