| シンポジウム「集合住宅におけるペットとの暮らし」 (2000年9/19・10/5 配付資料)Q&Aより |
| 細則・規約関連 | |
| ペット可マンションの将来性 | |
| マンションの設備について | |
| 問題、苦情処理、ペットクラブについて | |
| ペットのしつけ・飼い方について | |
| 欧米と日本の習慣の違いについて | |
| ペットのしつけ・飼い方について | |
| ペットクラブにおける、しつけ教室は必要か? | |
| 次の2点で必要です。 1. 飼い主にしっかりとした意識を持たせる 2. 飼い主が会の活動に参加し、責任を持った行動をとることによって、他の居住者に安心感を与える。 また、ペットクラブのメンバーがコミュニケーションを図る場所としても有効です。 |
| 集合住宅にふさわしい種類としつけの方法(理事会が判断できるもの)については? | |
| 「集合住宅で犬や猫と暮らす」(コンパニオンアニマル リサーチ制作)をご参照ください。種類については「集合住宅に適したペットとは」がご参考になるかと思われます。 |
| シングル向けマンションでのペット可物件の場合、日昼は飼い主が留守になりがちであるため、その時のペットの状態や問題点は? | |
| 犬の場合、鳴く、家具などを壊す破壊行動、排泄の問題行動。この三つの問題が表面化します。子犬の頃の社会経験やしつけが大事ですが、問題があるようでしたら、専門のカウンセラー、訓練士や獣医師に相談してください。その点、猫の場合は問題が少ないですから、集合住宅には理想的なペットといえます。 |
| 犬のしつけのレベルが入居者によってまちまちなので、基準を定める入居者への責任所在の明確性を伝えるのに苦労します。どのような形がベターですか? | |
| 犬のしつけの基準、また、その判断は難しく、一概には言えませんが、次の3項目を参考にするといいでしょう。1.危険を及ぼさない雰囲気、2. 吠えない、迷惑をかけない、3. 散歩では、犬を引き寄せられるか、仮に離れても制止できるしつけをしているか。 これらの点を入居の際に確認してください。飼い主が設定した状況でお座りをするだけでは不十分です。どんな状況でも犬が飼い主の指示に従うようでなければなりません。ただし、これを判断するには、やはり専門家の助けが必要になると思います。また、以上のことが出来ない場合、あるいは入居後に何らかの問題が起きた場合には、しつけ教室に通 ってもらったり、飼い主の会で勉強会などを開くことが必要です。 |
| 臭いや音の具体的な対策例は? | |
| 臭いは、通常の飼い方であればほとんど問題ないと思われます。空気清浄器を用いて室内の換気に気をつけている飼い主も多くいます。ただし、トイレがベランダにあると隣近所に迷惑がかかりますから、飼育規定の中で禁止しておくとよいでしょう。 また、音の対策についてですが、部屋の中でペットを飼っている限り、赤ちゃんの泣き声やオーディオ機器の音などと同様に、音が外にもれてしまうことがあります。ベランダや玄関などでの吠え声が気になることがあると思います。その場合は、ペットをベランダに出さないこと。また、外出する飼い主に向かって玄関で吠えるなどのむだ吠えがないよう、しつけを徹底させることが必要です。また、壁や床の構造に防音効果のある建物が望まれていると思います。 飼い主に問題がある場合は、飼い主の会を通じて改善させるようにしましょう。 |
| 猫の爪を抜いて飼う方法があると聞いたが本当に良いのでしょうか? | |
| 爪とぎは猫の自然な行動なので止めることはできません。爪とぎができる場所を作ることで、家具や柱などを引っかかないようにしつけるべきでしょう。そうすれば、猫の爪を取る必要はありません。市販の爪とぎ器を用意したり、ダンボールを切って手製のものを作る人も多いようです。家具や柱には、ビニールなどの滑る素材を貼るのも効果的です。 |
| しつけがされていない犬が他の犬とケンカしておさまらない場合はどうしたらよいか? | |
| 基本的には、どんな犬でも根気よくしつけていけば、しつけられないということはないと思います。とはいえ、こういう場合は、お互いが気持ちよく暮らせるように、まずは、飼い主同士が接触しないように注意することです。 もし、しつけできていない犬がいるとすれば、それは犬ではなく、むしろ飼い主の方の意識に問題があると思われます。ケンカになるほど気性の激しい犬は、最低限、他の犬に近付かないように注意してもらう必要があります。飼い主がしっかり抑えていられる程度にはしつけるように、飼い主に話してみてはいかがでしょうか。 |
| オス猫のスプレーに対し、去勢を指示したにもかかわらず従わない為に、室内が臭い。それに対する脱臭の方法としてどんなものがあるか? | |
| 尿スプレーには、発情に伴うものと、不安やストレスのためのものがあります。発情に伴うマーキングは、去勢、避妊手術でほとんど解消されますが、不安やストレスのためのマーキングは、その猫にとって何が原因なのか考えることが大切です。尿スプレー後の脱臭方法としては、市販されている脱臭剤などを利用されてはいかがでしょうか。 なお、賃貸の場合は、異臭を発することが規約で禁止されていれば、それを理由に罰則を適用することもできると思います。分譲の場合は、飼い主の方に飼い主の会などを通じ、去勢・避妊も含めたモラル向上に努めてもらえるように話し合ってください。 |